第2回IgA抗体医療学会学術集会
第2回IgA抗体医療学会学術集会のお知らせ
IgA抗体医療学会は、「腸管に分泌される多量体IgA抗体が腸内細菌叢を改善することで、多くの病気の予防や治療に役立つ」という基礎科学的知見から、内在性・外在性を問わず、生体内にIgA抗体を増やす医療により微生物叢を制御することで、病気と健康の境界を超越し、人類に限らず生きとし生けるもの全ての健康を向上させるという壮大な理念を抱いて、2022年に設立されました。これまでの医学、農学、薬学、理学、工学を昇華させ、人類や家畜が直面している、健康問題や新たな感染症に対して、「IgA抗体による微生物叢制御」を基本概念に、様々な知見を交換し、それを進化かつ深化させる場として、この学会を位置づけております。これは、東洋に古くから伝わる「医食同源」の理念を科学的に具現化し、食事と健康の関連性を深く掘り下げ、微生物の調和による微生物叢の良化を通じて、全人類だけでなく、家畜など地球上の生きとし生けるもの全ての健康を高めることを目指します。健康な腸内細菌叢が、上質なオーケストラが如く、様々な細菌が独立しつつも、互いに調和して私たちの健康を支えているように、この学会では関係各業界の枠にとらわれず、「生きとし生けるものの健康」のために美しいオーケストラを奏でる事が出来れば、新たな医療の形を創出できると考えます。
今回、本年の4月の第1回学術集会シンポジウムに続き、2025年6月25日に、第2回IgA抗体医療学会学術集会を第29回腸内細菌学会と合同で、メインテーマ「腸内細菌と宿主分子の相互作用を複雑系として捉える」を掲げて開くことになりました。プログラムの概要は次ページをご覧ください。今後、詳細はホームページ(https://siat.site/)で更新してまいります。
ただ、学会を開催するにあたり、どうしても費用が発生してしまいます。つきましては、大変恐縮ではございますが、本学術集会へのご支援を賜りますようお願い申し上げます。協賛金のカテゴリーにつきまして、プログラム概要の後に記載しておりますので、ご検討ください。
最後に、企業の皆様が、我々と共に学術集会開催を通して未来を築く一端を担ってくださることを、心より願っております。このご協力は、腸内細菌叢制御に関する最新情報を取得できるだけでなく、その情報を生み出す研究者と革新的な医療研究への関与という、日本だけでなく世界に貢献できる、お金に換えられない価値が得られます。ご賛同頂けるようであれば、上記メールにてご連絡くださいますようお願い申し上げます。
一般社団法人 IgA抗体医療学会
代表理事 新藏礼子
概要
第2回IgA抗体医療学会学術集会(第29回腸内細菌学会(6月23-24日)との合同開催)
日時:2025年6月25日(水)
場所:タワーホール船堀(〒134-0091 東京都江戸川区船堀4-1-1 電話:03-5676-2211)
事前参加登録費・当日参加費
- 事前登録費
- 会員9,000円、非会員13,000円、学生会員 1,000円、学生(一般)2,000円
- 当日参加費
- 会員11,000円、非会員15,000円、学生会員 1,500円、学生(一般)2,500円
IgA抗体医療学会で参加登録いただくと、6月23ー24日の腸内細菌学会にも出席可能です。6月25日の昼の時間はポスター発表・討論と企業展示を行います。会場に軽食(会費に含まれる)を準備いたしますので、出席の皆様との交流を温めていただきたく思います。
プログラム概要:第3日 6月25日(水)
IgA抗体医療学会の受付は23日から同じ会場で3日間いつでも可能です。
- 10:00~10:05
- 開会の挨拶
大会長 新藏 礼子(東京大学定量生命科学研究所教授) - 10:05~11:35
- ワークショップ 口頭発表(大ホール)
※公募演題から選出します。5-6題。公募要領はウエブで公開します。 - 11:35~13:30
- 昼食休憩とポスター討論・企業展示(2F福寿・桃源)
- 13:30~16:00
- シンポジウム『IgA抗体の機能を多方面から探る』(大ホール)
※詳細はウエブで公開します。
※2025年2月1日登録開始予定